『ルビーの指環』が流れる踏切で、私は「無」になる

街角の静かな探求

こんにちは、しとろんです!

「絶対に電車が来るはずなのに、一向に現れない踏切の前。あなたならどうしますか?」

先日、自分へのご褒美を済ませた帰り道、ふと立ち止まった踏切で不思議な時間を過ごしました。

寒空の下、鳴り止まない警報機。

痺れを切らして去っていく車たち。

予定通りにいかない状況を、どう面白がるか。

あの日、踏切が教えてくれた「待ち時間」の意外な結末についてお話しします。

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凍える寒さと、あの名曲

いつもの踏切で足止めを食らった。

耳元で流れているのは、寺尾聰の『ルビーの指環』。

冬の冷たい空気の中、歩きで待つ4分間は驚くほど長い。

1曲丸々聴き終わっても遮断機は下りたまま、電車が来る気配は微塵もなかった。

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「辛抱たらん」人たちを横目に

ふと周りを見れば、車が列をなしている。

痺れを切らしたドライバーたちが、たまらず車から降りて線路の先を覗き込む。

やがて業を煮やしたように数台が列を離れ、脇道へと逃げていった。

「みんな、辛抱たらんなぁ……」

私は、綺麗になったばかりの指先を眺めながら独りごちる。

焦って動いたところで、その先の状況が良くなるとは限らないのに。

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踏切が教えてくれた「タイムアウト」の法則

するとどうだろう。

電車は一向に姿を現さないまま、遮断機がスルスルと上がった。

「え、何やったん今の?」

調べてみると、踏切には「タイムアウト(自動開放)」という機能があるらしい。

一定時間電車が来なければ、道路を塞ぎ続けないように一旦道を開けるシステム。

焦って脇道へ消えた車たちは、今頃どこで足踏みをしているのだろうか。

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完璧主義な自分を、少しだけ緩めてみる

最近、私の職場にも新しい仲間が加わることになった。

つい「教える側」として、背伸びをして完璧にこなそうと力んでしまう自分がいるけれど。

あの踏切のように、時には「無」になって待つ時間も、そして予定通りにいかない状況を面白がる余裕も、今の私には必要なのかもしれない。

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「楽しみ」という名の目的地へ

明日は待ちに待った、少し遠出をする予定がある。

移動中にゆっくり自分と向き合って、リフレッシュしてくるつもりだ。

どうか明日の道中は、あの踏切のような「謎の足止め」がありませんように。

そして私の心も、あの踏切のように、必要なときには余裕を持って開いておきたい。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また遊びに来てくださいね☆

 

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